最後更新:2026.06.22
漢翔公司(漢翔航空工業/AIDC)は、台湾の主要な航空宇宙産業を代表する指標的企業です。なかでもエンジン事業部は設立以来、各国に向けてエンジン関連の重要部品を供給し続け、台湾のエンジン産業に強固な基盤を築いてきました。
漢翔公司の研究開発・生産・品質という3つの主要部門は、顧客の要求のもと、一定の水準を約束する品質保証と研究開発上の不具合(失効)の管理を提供する必要がありました。品質に関する係争やその責任の所在、ならびに研究開発製品の故障モードの整理・提供については、関連文書と管理を体系的な方法で提供することがいっそう求められました。こうした経緯から、漢翔公司は中方科技のFMEAおよびSPCシステムを導入しました。
故障モード管理のもとで、同社の開発部門は、開発する各エンジン部品の故障モードを効果的に整理し、それに対応して
管理が必要となるQC-PLANを作成できます。続いて生産部門は、このQC-PLANを現場での不具合管理の手本として活用でき、SPCシステムによるデータ収集と生産異常・不具合挙動のフィードバックを経て、さらにFMEAへ展開して工程の故障管理を行えます。その効果として、基準が不明確・曖昧であった点や製造フローの不合理な点について、合理的な規範・基準と責任の所在を定めることができ、また品質管理担当者と製造部門との品質をめぐる係争についても、判断の拠りどころとなる基準を設けることができます。
漢翔公司は品質関連システムの導入を通じて、当責(アカウンタビリティ)・革新・品質志向の理念のもと、TQM品質精密計画を強力に推進し、台湾の航空エンジン産業の絶え間ない高度化を牽引して、地域のエンジン製造体系における運営の中枢となり、卓越した製造技術と専門的で完璧な品質によって世界中の顧客のニーズを満たし、卓越を追求して世界に確たる地位を築く競争力を創出し、世界一流の航空宇宙エンジン製造の専門技術センターとなることを目指しています。
