最後更新:2026.06.22
中国化学製薬株式会社は1952年に設立され、台湾でいち早くGMP(医薬品の製造管理および品質管理に関する基準)を導入した総合製薬メーカーです。主力製品にはヒト用医薬品、動物用医薬品、家庭向け保健用品などがあり、合わせて四百種類以上の製品を擁します。現在の従業員は約千人で、台湾で最も規模が大きく独自の技術を持つ研究開発チームを有しています。これまで欧米各国の先進的な製薬メーカーと数多くの協業を進め、最も優れた製品を導入するとともに、たゆまず拡張と発展を続け、全国で最も充実した製薬研究センターを設立しました。発酵、合成、製剤など一連の研究開発に取り組み、国際化へ向けた科学技術水準の新たなマイルストーンを打ち立てました。
中国化学製薬(新豊工場)は2014年に中方SPCシステムを導入しました。その目的は品質管理業務の効率改善にあります。工場内で生産する医薬品の種類は非常に多く、各製品はいずれも厳格な検査を経なければならないため、生み出されるデータ量が膨大になることは想像に難くありません。さらに法規の要求に従い、COA品質検査報告書、安定性試験、製品品質評価など各種の検査報告書を作成する必要があり、手間と時間がかかるうえに資料の保存も容易ではありませんでした。半年にわたる導入を経て、従来の紙ベースの作業方式に取って代わり、これまで絶えず取りまとめが必要だった各種の帳票も、いまではワンクリックで直接出力できるようになりました。加えて、SPCシステムの強力な分析機能により、異常が発生したその場で即座に反応して対策を講じることができます。同時に、管理図表の活用は担当者の品質知識を強化するだけでなく、管理者が生産品質を正確に把握することを可能にしました。

2016年、新豊工場でのシステム導入の成果を踏まえ、品質保証部門および情報部門の各級管理者が一致して同意のもと、台中工場も中方SPCシステムの採用に踏み切りました。いまでは二つの工場が同一のシステムで作業を行い、共通の言語を持ち、情報のやり取りもより迅速になっています。中国化学製薬は、バイオ製薬産業の変革に大変成功した事例だと言えるでしょう!2017年の踏み込んだ活用と帳票の自動化を経て、2018年には双方がさらに一歩進んで台湾のバイオ製薬の情報化を推し進め、国際市場への進出に向けて努力を続けています。

